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柱デッキ(黄鬼滅)のデッキリストと回し方|ユニオンアリーナ

ユニオンアリーナ

ユニアリ(ユニオンアリーナ)の鬼滅の刃 黄色の「柱」デッキの紹介です。デッキレシピ(リスト)やカードの採用理由について解説しています。

デッキリスト – 基本形

柱デッキは、[特徴:柱]を持つキャラを展開して戦うデッキです。盤面に他の[特徴:柱]や《産屋敷 耀哉》が3種類もしくは6種類いると効果を発揮するカードがいくつかあるので、盤面を柱たちで埋めながら戦います。

珍しくレイドキャラを使わないデッキで、盤面の枚数を維持しやすいのが魅力の一つです。4000BP以上のキャラを比較的早い段階でフロントラインに並べられるので、ある程度のアグロ耐性があるのが強みです。

その分、攻撃型能力を持つキャラが少なく速攻力にはやや欠けるので、丁寧に相手のキャラを処理したり、有効なブロックでターンを稼ぎ、相手ブロッカーのBP上からライフを削っていきましょう。

このデッキの特に強力なカード

登場時除去内蔵の《甘露寺 蜜璃》

レイド《蜜璃》は、フロントラインに登場させた時に相手キャラを1体退場させられるキャラです。条件はやや厳しいながら、最大でBP4000まで除去できるので、相手のメインアタッカーであるレイドキャラ等を処理することができます。

AP2と重いですが、1枚で状況をある程度ひっくり返せるカードなので、見た目以上に強力な一枚です。同じく黄色鬼滅のColorで4《炭治郎》がありますが、あちらは条件がない代わりに除去範囲が3000までとなっており、大きな差があります。

登場時&退場時に半除去内蔵の《時透 無一郎》

5《無一郎》は登場時に相手キャラ1体をフリーズ(レスト&1回起きない)、退場時に1体レストさせられる能力を持つアタッカーです。フリーズ能力は差し引き2ダメージ分を稼ぐ能力で、序盤の削りと終盤の詰めで大いに活躍します。

また、無理やりブロックした際に相手キャラをブロックできることで、実質2ダメージ分を止めることもでき、ダメージレースを有利に進めることができる1枚です。とはいえ、AP2と重く盤面から退かすこともできないので4枚採用する必要は無さそうです。

BP4500のインパクトアタッカー《悲鳴嶼 行冥》

6《行冥》は[特徴:柱]を持つキャラを他に3体以上コントロールしている場合にインパクト①を持つBP4500のアタッカーです。シンプルにBPが高く、特に『鬼滅の刃』環境においては、癖の強い4《無惨》や4《伊之助》を除けば最大のBPラインなので、攻守両面で活躍します。

必要エナジーが6と重いのが難点ですが、このデッキにおいてはAP1で出せるアタッカーなのが強力で、中終盤に掛けて複数枚プレイしたい筆頭のカードです。

ドローソース&詰め性能もある《胡蝶 しのぶ》

3《しのぶ》は登場時に3つの能力から選んで発動できる1枚です。通常は登場時1枚ドロー相当の能力ですが、盤面に[柱]が6枚以上並んだ状態で出せば、相手レスト&味方単体BP+1000&1ドローと、盛り盛りの性能になります。

相手の有効なブロッカーを寝かし、自身の低BPアタッカーを強化すれば、都合ライフを2点分得する能力なのでかなり強力です。4《蜜璃》と合わせて、場に柱6種類並べる事を目指す目的となる1枚です。

カード採用理由 

メインとなるカード

戦闘要員として4~6エナ帯から14枚を採用しています。盤面を処理できる4《甘露寺 蜜璃》とBPが高い《悲鳴嶼 行冥》を優先して4枚採用しています。4《煉獄 杏寿郎》は最も軽量かつ2回ブロック持ちの4000BPキャラとして、アグロデッキ対策で採用しています。

5《時透 無一郎》と5-1《冨岡 義勇》は2枚ずつの採用としました。中終盤で手札が枯渇しがちなので、ドローソースがあると5《無一郎》の枠はST収録の5-2《冨岡 義勇》でも良いかもしれません。

序中盤の盤面を埋める役として、《胡蝶 しのぶ》《伊黒 小芭内》も4枚ずつ採用としています。しのぶは貴重なドローソースで、伊黒は手札でダブつく0エナ帯を有効札に変換できる点が強力です。

《柱合会議》はかなり強力なサーチ手段です。実質ノーコストである程度の選択肢からカードを手札に加えられるため、序盤から終盤に掛けて動きの安定感を高めてくれます。本来は4枚採用したいカードですが、枠の兼ね合いで枚数を減らしています。

0エナジーのカードで手札で余っている状況が多いのですが、盤面を非柱で埋めたくないため、《全集中の呼吸》でAPを稼ぎたい場面はやや限られます。4枚いれると手札事故の原因になったため採用枚数を減らしました。

エナジーベースのカード

0エナジー帯には[特徴:柱]がいないため、序盤の戦線を支えてくれるステップインパクト無効を持つ《村田》《不死川実弥》を採用しました。いずれも2000BPを持つため、最序盤の1点を狙いにいける性能です。残りの枠に、エナジー事故防止の為に《鎹鴉》を選んでいます。非[特徴:柱]は中終盤に盤面に残したくないため、枚数を減らし合計10枚としています。

1《甘露寺 蜜璃》と1《産屋敷 耀哉》は[特徴:柱]カウントができるエナジーベースカードです。1エナという点で序盤の事故を防止できるため、それぞれ4枚の採用としています。1《蜜璃》は盤面に残った非柱の0エナジーキャラを退かしながらエナジーを加速できる点と、0エナ1枚と計2枚で3エナまで伸ばせる点が強力なため、最大枚数の投入としています。引きすぎてしまった場合は《伊黒 小芭内》で捨てましょう。

1《耀哉》は自身を退場させ、手札を捨てる事でAPを1枚起こす事ができる起動能力持ちです。あまり積極的に使いたい能力ではありませんが、中終盤に無理やり4000BPの戦線を構えたい場面で役に立ちます。手札コストには余った0-1エナ帯を充てましょう。

3《宇髄 天元》は貴重な2エナ発生の柱です。ドロートリガーを持っている点や、ステップを持つ点で、同じく3エナ2発生の3《時透無一郎》と比較して優位が付きます。

検討中・採用を見送ったカード

3《無一郎》は条件付きで2エナになる2発生のカードです。機能すればワンテンポ早くエナジーを加速できますが、不安定な点とトリガーを持たないことから採用を見送っています。『鬼滅の刃』限定構築であれば、多少出しやすくなりますが、現状使用率が高いのが黄炭治郎&禰豆子デッキということもあり、どのみち上手く機能する機会は少なさそうです。

4《不死川 実弥》は2回アタックを持つアタッカーです。代わりにBPが2000とほぼ最低ラインなので、4000BPで相手のブロッカーの上から攻撃するこのデッキの戦略とは噛み合いません。赤/青のColorトリガーや3000BP以下除去など、相手の小型除去効果の良い的になってしまう事もあり、採用を見送っています。

5-2《冨岡 義勇》はインパクトを持つ追加のアタッカーです。出た時に敵1体をレストしつつ1ドローができるため、現状採用している5《無一郎》よりも少し長期戦に向いています。こちらは5《無一郎》の活躍度合い次第で差し替えを検討したい1枚です。現状は盤面干渉力が強い《無一郎》を優先しています。

デッキの回し方 – 目指すべき盤面

序盤(1~3ターン目)

序盤は無理に攻撃を意識せず、エナジーを伸ばしつつブロッカーを建てる意識をすると良いでしょう。理想はやはり1《甘露寺 蜜璃》を絡めた展開で、盤面に出した0エナジーを戻しつつ、柱や耀哉を展開していきましょう。

中盤(4~5ターン目)

4ターン目以降は《悲鳴嶼 行冥》を中心にアタッカーを展開していきたいです。《伊黒》や《しのぶ》は盤面に残っていてもあまり仕事をしないので、適当なところでブロッカーとして消費してしまってOKです。

攻撃時誘発の《冨岡 義勇》はフロントにレストで出すよりも、一旦エナジーに置く方をおすすめします。

終盤

最終的にはフロントラインにはBP4000~4500のキャラのみを並べる盤面を作るのが目標です。3《しのぶ》や4《蜜璃》の能力を上手く使って相手のブロッカーを退かしつつ、ライフを詰め切りましょう。

デッキの弱点

0エナ帯の処理に困る

4《甘露寺蜜璃》や3《胡蝶しのぶ》をプレイする段階で、盤面に[特徴:柱]と《産屋敷耀哉》を最大6枚並べる必要がある都合、盤面に残して良い非柱は1枚までとなります。手札にダブついてしまった0エナのキャラはあまり出したいタイミングが無く、無駄な札となってしまいがちです。

うまく《伊黒小芭内》で処理できれば良いですが、引き方次第では偏ってどうにもならないような事もあるので、マリガンチェック段階で0が多すぎないかなどは考えておきましょう。

0が不要な都合、枚数を減らすため、少し初手事故率が上がるのが副次的な難点です。

丁寧な除去に弱い

手札補充の手段がそれほど多い訳では無く、1枚の価値も重いため盤面のアタッカーを連続で処理されると敗北に直結します。(どのデッキでもそうかもしれませんが)

特に序盤に出した《煉獄杏寿郎》などを除去されながら速攻を仕掛けられると後の展開がかなり厳しくなる点は留意しておきましょう。

また、単純に2《伊黒》などを3000以下除去で処理されると、盤面の柱の枚数が足りずに、4《蜜璃》で相手アタッカーを処理できない状況なども起こり得ます。場合によってはブロッカーとして立たせるよりも、ライフで受ける覚悟をしてエナジーラインに置く選択肢も肯定されるでしょう。

終わりに

ご覧いただきありがとうございました。柱デッキの紹介でした。

柱デッキは、レイドキャラを主軸としないため、少し珍しい戦略を取るデッキです。レイド事故が起こりにくいため、割合安定した動きができるのが魅力です。

デッキ構築の選択肢が多く、これといった確定枠もないので、自分の好みにカスタマイズしやすいのもポイントです。今回のリストは作成に少し難航しましたが、概ね満足行く仕上がりになっているので是非使ってみてください。まるごと買ってもざっくり2000円程度と、かなり安価に組めるのも良いところです。

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