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【ユニオンアリーナ】Dr.STONE争奪戦環境が面白すぎる件|環境考察【ユニアリ】

ユニオンアリーナ

Dr.STONE争奪戦はどんな環境?

異なるゲームレンジ(戦略)によるメタゲーム

Dr.STONE環境は、ランプ(大型展開)・アグロ(速攻)・ミッドレンジ(中速)と異なるゲームスピードを持つデッキがそれぞれ存在し、デッキ間のパワーバランスは概ね拮抗しています。

原則としてランプはアグロに弱く、アグロはミッドレンジに弱く、ミッドレンジはランプに弱い傾向があり、Dr.STONEの各デッキもこの例に漏れず、うまく三竦みが機能している環境となっています。

そのため、参加者が選択したデッキによって勝ち組のデッキが異なり、正しいデッキ選択が難しくなっています。

大型デッキの〈クラフト〉を起点にメタが展開

←遅い/大型速い/小型→

クラフト

司帝国

龍水

あさぎりゲン

石神村
復活液はちょっと厳しい…

まず、環境で唯一のBP5000を持つ〈クラフト〉デッキが、安定感・リソース感も優秀で、勝ちを目指す上で堅実な選択肢となっています。BP5000の《ゴリラ号:戦車》を出すまでの中堅アタッカーとして《クロム》や《コハク》が存在し、ランプデッキでありながら序中盤から問題なく盤面形成ができます。

一方で除去性能は低く、最序盤のブロッカー数には不安が残ります。そこを上手く刺せるのが2ターン目から攻撃しやすいアグロデッキ〈石神村〉となります。1ターン目に出した0エナジーキャラを前に出し、ガンガン攻めていけるため、〈クラフト〉が盤面を整えるまでにライフを半分以上削る事も可能です。さらに、序盤に出した低BPキャラを強化して有効打点にしたり、残ったライフをインパクトで削り取るプランも立てやすい、分かりやすいビートダウンデッキです。

その〈石神村〉は、フロントに低BPキャラが多いため〈あさぎりゲン〉によるBP減少で美味しく除去されてしまいます。また、〈龍水〉のレイド《龍水》にBP2000以下にブロックされない効果があったり、〈司帝国〉の《氷月》レイドに主力アタッカーの〈銀狼〉等が簡単に処理されるなど、中速デッキ全般には明確に反撃されてしまいます。持ち前の速度とインパクトによる押し込みで十分な勝負はできますが、有利は付かない格好となります。

基本のデッキ相性表

有利←◎ ○ □ △ ✕ →不利

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各デッキ解説

クラフト

戦略リソースを稼ぎながらエナジーを伸ばしてBP5000展開!
強み高BPインパクトの圧と押し出し効果による小型排除
サーチ・場外回収に長けて安定感・リソース量も共に◎
弱点8エナジーを溜めている段階でライフを削られすぎるとそのまま負ける

〈クラフト〉は、[特徴:クラフト]と[特徴:科学王国]を主軸とするランプデッキです。

環境で唯一のBP5000を持つ《スチームゴリラ号:戦車》で蓋をしつつ上から攻撃する展開を目指します。《ゴリラ号:戦車》はエナジー8と重いため、序中盤は各種2エナ発生カードやフロントでエナジーを出す《石神千空》を展開して戦っていきます。

盤面を支えるメインアタッカーかつアドバンテージ源としてレイド《クロム》も欠かせません。レイド元の2《クロム》でサーチしたり、レイド登場時に場外から[特徴:クラフト]を回収できるため、フィニッシャーの《ゴリラ号:戦車》を安定してプレイできるのが大きな強みです。その他にもドローが付いた2エナ発生《水力発電所》や、レイド元になる《ゴリラ号》を回収する事もできます。

BP4000相当のアタッカーが計15枚採用されていて、《ゴリラ号:戦車》の着地ターンには相手キャラ1体を移動させて除去させてから4体で総攻撃することができます。相手の価値の低いブロッカーを退かしながら、インパクトによるリーサルも見せつつ攻撃するため、相手にブロックを強要する動きが得意です。

総じて、しっかり回ってからのパワーが高く、速度さえ追いつけば概ね有利が取れるデッキとなっています。

石神村

戦略小型キャラで速攻&BP強化+インパクトで押し込み!
強み展開力が高く、レイドも少ないため盤面の数を揃えやすい
押し込みに必要なインパクトやBP強化も豊富
弱点手札が増えるカードが少なく除去によってキャラが減りすぎると復帰が難しい

〈石神村〉はレイド《コハク》を中心とした、横展開が得意なアグロ型のデッキです。

レイド《コハク》と《スイカ》には登場時に手札から所定の[特徴:石神村]を場に出す効果があることと、レイドキャラ1種のみの採用なことでレイド元消費によるAPロスが無いため、盤面を埋めるのが他のデッキよりも1段階速いのが強みとなっています。

序盤に出したBP2000~3000のアタッカーを活かす上で強力なのが各種BP強化能力です。序中盤は0《ルリ》によるBP強化で元BP3000の2《コハク》や《チョーク》が有効打点化する場合が多く、終盤は《百物語》による全体強化とインパクト付与で残ったライフを削り取ることができます。

一方で、リソース量には少しの不安が残ります。展開元は全て手札なので、盤面に並べきったら手札がカツカツという場合が多く、複数の小型除去で盤面が崩壊すると再展開が難しくなってしまいます。ドロートリガーが3種12枚採用できているので、トリガーでなんとかなることもありますが、運次第で壊滅しっぱなしになるケースもあります。

ゲン&千空

戦略小型除去でアドバンテージ稼ぎ!
強みBP2~3000除去が得意でチャンプブロッカーを許さない
最大エナジー4でエナジー事故を起こしづらい
弱点レイド《ゲン》が除去されると復帰しづらい
各種《ゲン》の効果起動が少し不安定

〈ゲン&千空〉は相手キャラ2体のBPを-1000しつつ1ドローできる破格の起動メイン能力を持つレイド《あさぎりゲン》を主体とする、除去型軽量デッキです。

レイド《ゲン》が複数並ぶと、毎ターン相手のキャラを処理しながら手札も補充できるため、相手とのリソース差を大きくつける事ができます。そのため、ゲンをサーチできる1《千空》や場外から回収できる0《クロム》等を活用してレイド《ゲン》の複数維持を目指すのが基本の戦略です。

また、レイド《石神千空》やイベント《リューさん》により、好きなキャラのBPを-2000することができます。これと《ゲン》の組み合わせにより、BP3000までの除去が容易です。噛み合い次第ではBP4000以上のキャラも除去することができます。

弱点として、レイド《ゲン》への依存度が高い点が挙げられます。デッキの強みであるリソース補充と除去補助の両面を《ゲン》が担っているため、引けなかった時や相手に除去された時に劣勢になってしまいます。そのため、BP5000除去ができる〈司帝国〉のレイド《氷月》や、ドロー能力で除去を引き込みやすい《龍水》は苦手となります。

また、各種ゲンの能力発動条件として、手札のエナジー指定が共通して発生します。カードのプレイ順や捨て札等で調整しながら戦う必要があるため少し難しく、いざという時に運勝負が発生してしまうのも難点です。

龍水&フランソワ

戦略手札を整えながらダメ2の龍水で攻める!
強み低BPでのブロックを許さないダメ2龍水による圧が強烈
フランソワによる手札の質向上が優秀
弱点レイド事故を起こしやすい
単体で弱いカードが多く、最初にしっかり動けないと厳しくなる

〈龍水&フランソワ〉は、ターン中に捨てた手札の枚数によって能力が発動するレイド《七海 龍水》をメインアタッカーとする攻撃的なデッキです。

レイド《龍水》は、最大でBP5000ダメージ2+BP2000以下にブロックされない状態で攻撃することができます。条件達成もそれほど難しくなく、相手にライフを守るかBP2500以上のキャラを差し出すかの選択を押し付けることができる強力なアタッカーです。また、《科学船ペルセウス》によって、相手がブロッカーに使いたいキャラをレストさせることで、《龍水》の攻撃力が一段と上がるのもポイントです。

《龍水》を安定して展開するために役立つのが《フランソワ》です。レイド登場時に3枚ドローしつつ、不要札も捨てられるため、必要なカードを着実にプレイしていく事ができます。フランソワ自身もBP4000で攻撃に参加しやすく、2体のレイドキャラでガンガン攻め立てられるのが特徴です。

レイドデッキの弱点として、レイド元/先が偏ってしまう問題が起こります。1《龍水》による《フランソワ》回収や、各種ルーティング能力もあるため事故リスクはそれほど高くありませんが、噛み合いが悪いと上手く動けずに機能不全を起こします。

また、《千空》と《石油》のカードパワーが低く、うまく《フランソワ》等で捨てる事ができないと手札の質が悪いままバトルが進んでしまいます。良くも悪くもレイドキャラ2種に頼るデッキになっているので、出力の振れ幅はやや大きめにでてしまいます。

司帝国

6《獅子王司》は不採用に
戦略司で展開&氷月で除去しながらリソース勝負
強みSP以外で大型除去を持つ唯一のデッキタイプ
2個玉や4000BPが多く、強力な盤面を作りやすい
弱点レイド《司/氷月》の効果は強いが使いづらさも
トリガーがかなり弱い

〈司帝国〉は、登場時に場外のキャラを蘇生できるレイド《獅子王 司》と登場時に相手キャラを退場させられるレイド《氷月》を中心とする、除去ミッドレンジ型のデッキです。

BASIC環境でも馴染み深い2種の強力なレイド効果を擁し、2エナ発生カードを多く採用できることもあり序盤から終盤までバランス良く戦うことができるのが魅力です。ただ、BASICの《白夜叉》や《黒崎一護》のような似た効果を持つカードと比べると効果を発動しづらく、万能感には欠ける印象です。

《氷月》は環境で唯一の大型除去内蔵のカードで、APを余分に払えば《スチームゴリラ号:戦車》までも除去できてしまいます。特定のレイドアタッカーに頼る〈あさぎりゲン〉や〈龍水〉に強く出られる効果ですが、APを支払う余裕がない場面もある少し難しい効果です。

明確な弱点として、トリガー効果が弱いことが挙げられます。ドロー/アクティブが少なく(このリストでは0枚)、ライフからのリソース回復を狙いづらいのが厳しい点です。

結局どのデッキを選択すれば良いの?

〈復活液〉以外で好きなデッキを使えばOK

ここまで解説してきたように、主要な5デッキの間ではそれぞれ相性の有利不利があり、特定のデッキ1強の環境ではありません。ひとまずはデッキパワーが少し足りない〈復活液〉以外で好きなテーマを選択するのが良いでしょう。

また、別テーマを混ぜてデッキ構築することも可能です。〈龍水〉に《コハク》を混ぜてインパクト要員としたり、〈ゲン&千空〉に〈氷月〉を混ぜて除去ラインを引き上げることも可能です。ただし、不純物が混ざるとデッキ本来の強みが発生できなくなることもあり、メリデメ両面あるのが実際のところです。 個人的には純構築を使うのが分かりやすく、無難なように思います。

個人的には〈クラフト〉か〈龍水〉がオススメ

”結局どのデッキが良いか”というと、個人的には〈クラフト〉か〈龍水〉がオススメとなります。どちらもカードを引く手段が豊富で、安定して強力なカードにリーチすることができます。カードパワー自体も高く、より幅広な展開に対応できるのもポイントです。

筆者は〈石神村〉でWINNERを獲得できましたが、有利対面の〈クラフト〉と2戦し、他2戦(〈石神村〉ミラーと〈ゲン千空〉)は相手の0事故で勝利を拾っています。テンポ良く攻められて楽しいデッキですが、中速デッキ、とりわけ紫デッキ対面がかなり厳しいのでオススメとは言い難いです。

おわりに

最後までご覧いただきありがとうございました。

Dr.STONE争奪戦は、色々なデッキタイプが活躍できる、考えるほど味のする面白い良環境になっていると思います。同期の争奪戦が人気タイトルのシャニマスとSAOな事もあり、参加しやすい部類だと思うので、是非デッキを組んで参加してみてください!

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