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緑ミリムデッキのレシピと回し方|ユニオンアリーナ

ユニオンアリーナ

ユニオンアリーナ(UNION ARENA)の転スラ(転生したらスライムだった件) 緑色の「ミリム」デッキの紹介です。デッキレシピ(リスト)やカードの採用理由について解説しています。

デッキリスト – 基本形

ミリムデッキは、8エナジーと非常に重いながら、5000BPと強力な能力を持つレイド《ミリム》を主軸に戦うデッキです。フィールドカードの破壊に優れているほか、サブアタッカーも豊富に揃っている、骨太でがっしり戦えるデッキです。フィールドを使わない相手には効果が腐ってしまうこともあり、やや環境を選ぶデッキタイプではある点は留意しましょう。

このデッキの特に強力なカード

フィールド除去&狙い撃ちを持つレイド《ミリム》

このデッキの軸の8レイド《ミリム》は、登場時にフィールドを破壊しつつ、狙い撃ちを得るアタッカーです。さらに、攻撃時にインパクト①かダメージ③を選んで得られるため、狙い撃ちが無くなった後でも、盤面状況次第で確実に1点を通すかブロックを強要させるかの選択ができるのが強力です。

現状のユニオンアリーナで最高のBPを持つため、攻撃を止められる事はほぼ無く、返しのターンのブロッカーとしても優秀です。その分、必要エナジーが8と非常に重いので、デッキ全体のカードでの補助が必要になります。

ついでの効果でフィールド破壊ができるのは珍しく、一部のフィールドを扱う強力なデッキに有利に立ち回ることができます。とはいえフィールドが強力なデッキ相手でないと登場時効果の片方が腐ってしまうので、他の高エナジーアタッカーを活用するデッキと比べるとやや汎用性に欠けるのが難点です。

強力なフィールドの例

環境で頻出するフィールドカードは上記のようなものがあります。いずれも機能しはじめると非常に強力な能力を毎ターン発揮するため、破壊でエナジーを減らしつつアドバンテージ源を断つことができます。なお、転スラ限定環境においてはフィールドを主軸にするテーマが無いため、機能することは稀でしょう。転スラにもフィールドカードはありますが、そもそも採用候補の1つ程度な上にミリムが一定数いる都合採用しづらいのが実情です。

APをかさ増しできる3《ラミリス》

3《ラミリス》は登場時に手札からAP1で2エナ以下のキャラを場に登場させられます。これによりエナジーラインの展開が素早く行え、重量級レイドのミリムを他のデッキとほぼ同速で着地させることができます。ユニアリにおいて最大の価値を持つ”AP”を実質的に増やせる能力なため、非常に強力な一枚です。限定的ですが“宴会”内蔵と言えば強さが分かりやすいでしょうか。

その分、手札枚数や持っているカード種の制約が厳しくなるので、引き直し(マリガン)の判断やカードをプレイする順番を意識する必要がありますが、使いこなせれば有利に盤面形成を進められます。

ドロートリガーを持っているのも優秀で、ライフから捲れた際に反撃できる手札を抱えられる点も高評価できます。

便利なサーチ能力を持つ2《ギィ》

2《ギィ》は登場時に山札の上3枚を見て特徴:魔王を持つキャラを手札に加え、その後に手札を1枚捨てる効果を持ちます。採用しているキャラカードは全て特徴:魔王を持つため、捲れた中のイベントカード以外を手札に加える事ができます。

手札を1枚捨てるため手札枚数は増えませんが、序盤は展開に必要な2エナ発生のカードを持ってきたり、終盤に大型キャラを加えて不要な0エナ帯のカードを捨てるなど終始柔軟に扱えます。

ラミリスから出せる2エナという点や、ドロートリガーを持つ点も優秀で、どこにいても強力なこのデッキの潤滑油的存在です。

カード採用理由 

確定4枚採用の枠

以下9種はこのデッキの核となるカードで、いずれも複数枚引いて問題ないカードです。《竜星爆炎覇》はリムルの《暴食之王》へ差し替えも可能ですが、今回のリストではレイド《リムル》を採用していないためこちらを優先しています。

エナジーベースのカード

採用したカード

エナジーラインにはできる限り2エナジーを供給できるカードを並べたい都合、上記のカードを採用しています。また、0/1《ラミリス》や《フレイ》は3《ラミリス》での展開ができる事も大きなポイントです。

0《ラミリス》1《ラミリス》は序盤の展開に必要なものの、それほど手札でダブついて欲しくないこともあり、枚数を少し減らしています。《フレイ》はラミリス2種よりも優先度は高いですが、3枚目以降が不要なことから1枚減らして高エナジーのアタッカーに枠を譲っている形となっています。

採用を見送ったカード

エナジーに置くカードは2エナ発生がマストなため、採用候補はそれほど多くありません。レイド《リムル》を採用しない都合、《ランガ》は候補から外れ、相手のデッキに左右される《ディーノ》も候補から外しています。

追加のアタッカー

まず追加のアタッカーとして名前が上がるのは6《ミリム》でしょう。このデッキであればほぼ確定でアクティブで登場させられるダメージ②持ちで、登場時にBP5000になるためライフを2削れるか、相手のブロッカーを1面処理できます。

ただし、Action2と取り回しが悪いのは大きな難点です。Colorトリガーを持ちますが、このデッキにおいてはそれほど活躍の機会もないため枚数は減らしての採用です。

6《ミリム》を減らした枠に採用するのが《ダグリュール》です。同様にダメージ②を持ち、1APで出せるため取り回しやすさで大きく勝ります。アクティブトリガー効果を持つためライフの維持に貢献できるのも優秀な点です。

5《ルミナス》はステップ持ちのアタッカー兼エナジー発生役です。主にアタックよりブロック性能に期待する形での採用です。同じ枠で5《レオン》の採用も考えられますが、フロントラインに複数体の展開が許容できる点とエナジーに置ける点からこちらを優先しています。

採用を見送ったカード

展開を補助できるレイド《リムル》は非常に強力なカードですが、《ヴェルドラ》デッキよりも出して旨味のあるカードが少ないため今回は不採用としています。レイド《リムル》を採用する際は大幅にリストを変える必要があるので、また別の機会に考察しようかと思っています。

5《レオン》はフロントラインに自身1体のみの場合、1体で相手の攻撃を2回ブロックできる優秀なブロッカーです。BP4500で一般的なレイドアタッカーラインを止められるため、ミリム登場までの時間を稼いでくれます。ただし、Specialトリガー等で除去されてしまうと相手の攻撃が素通しになるためリスク分散の観点ではやや頼りないのが難点です。

5《智慧の王》は4枚引いて2枚捨てる、かなり派手なドローソースです。ただ、1APを使って手札が1枚しか増えないため、めちゃくちゃ強いエクストラドロー程度の能力です。手札調整は0《リムル》や2《ギィ》などで展開と同時にできるので、手札調整に枠を割くのは今回のリストでは諦めています。

ただ、3《ラミリス》を絡めて高速展開ができると盤面が埋まってしまいエクストラドローをしてもAPが余る場合があります。そのような状況が頻発するようなら採用を再検討しようかと思います。

デッキの回し方 – 目指すべき盤面

序盤(1~3ターン目)

序盤はエナジーラインへの展開を優先しつつ、フロントラインにもブロッカーを展開しましょう。上記は《宴会》の絡まない展開ですが、できれば《宴会》を絡めてもう1体展開したいところです。

中盤(4~5ターン目)

8《ミリム》が着地できるのは、基本的には先手だと4ターン目以降になるでしょう。合わせて他のアタッカーも展開し、ミリムが除去されても戦える盤面を形成していきましょう。

なお、2《ギィ》や3《ラミリス》は出た時点である程度仕事を終えているため、序中盤のブロック要員に回してしまってもOKです。ライフを大事にしていきましょう。

終盤

終盤はレイド《ミリム》や6《ミリム》《ダグリュール》等でライフを詰めにいきましょう。レイド《ミリム》が除去されない限りは攻撃はあまり通らないはずなので、相手に低BPブロッカーを並べられてもそれほど急いで除去せず着実にアドバンテージ差を埋めていくのが無難です。

また、ライフからレイド《ミリム》が捲れた時に備えて、エナジーラインに3《ミリム》を含む8エナジーを発生できるように意識すると良いでしょう。

デッキの弱点

相手フィールドがないと劣化緑ギアスになりがち

同じく8エナジーのレイドキャラを主軸に戦うデッキとして《ランスロット・エアキャバルリー》デッキが挙げられます。

こちらはダメージ②とインパクト①を同時に持ち、常に2ダメージか1ダメージ+1面除去の選択を迫れます。さらに登場時に5000以下のキャラを1体退場させられることもあり、ブロックさせれば狙い撃ちよりも1面多く除去ができます。単純な比較こそできませんが、レイドミリムの能力「フィールド破壊」を使えないとどうしても見劣りしてしまいます。

終わりに

ご覧いただきありがとうございました。ミリムデッキは前評判から人気が高く、カード相場もお高めです。素のカードパワーが高いため緑ギアスの劣化となっても十分なパフォーマンスを発揮できます。

また、赤スザクや青宿儺デッキは環境でも頻出の強力なデッキなので、フィールド破壊が活躍する場面も少なくありません。やや環境を選ぶデッキではあるので、今後の追加弾次第で活躍の様相が変わることもありえると思います。またリスト更新があったら記事に反映していきます。

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