クロスタ( クロススターズ)の黄色と赤のCrazyRacoon(CR)のリーダーを軸にした「巡り合う二人&逆転のハイドギャル&ビクトリーランページ」デッキの紹介です。デッキレシピ(デッキリスト)や評価、構築のポイント、回し方について解説しています。
デッキリスト
黄赤CR

1PPでダメージ+80できるメモリアのACE「逆転のハイドギャル」を主軸とする速攻デッキです。ダメージ効率の高いカードのみで構築しており、とにかく”倒される前に倒す”をコンセプトとしています。
ACEカードの特徴
ハイドギャルを軸とした速攻ダウン
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ACE「逆転のハイドギャル」は自身+アタックの2枚2PPで非覚醒リーダーから110ダメージを出すことができるため、序盤の覚醒進行が非常に楽になります。特に、先攻2ターン目に追加で2体ダウン&2体覚醒を狙いやすい点が強力です。デッキコンセプトの”速攻”に非常によくマッチしています。
ワイルドカード&手札補充になる「巡り合う二人」
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ACE「巡り合う二人」はプレイすると山札上5枚から1PPのアタックと1PPのメモリアを1枚ずつ選んで使うことができます。手札1枚消費でメモリア+アタックの2枚を使えるため、ダメージ効率を落とさずに手札を維持しながら戦うことができるカードです。
また、1枚でアタックとメモリアの両方の役割を持つため、ワイルドカード的な立ち位置になります。手札がメモリアだらけ、もしくはアタックだらけのような弱い状況をある程度緩和できるため、ゲームを通して少し安定感を底上げしてくれます。
不確定な山札上5枚を参照するため、多少運に左右される部分はありますが、どのタイミングで引いても強力に使う事ができます。序中盤の安定感の担保と、終盤の押し込みのための手札補充手段として非常に強力です。
高い打点効率を誇る「ビクトリーランページ」
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ACE「ビクトリーランページ」は、自身による攻撃で40ダメージを超過して与えると90ダメージを他のリーダーに与えられるアタックカードです。1枚でアタック+50点相当であり、しっかりACEの基準にふさわしいダメージ効率を持ちます。
「リンクアサルト」よりも最大値は低いものの、プレイ順で確実に効果を発揮できるため安定しやすい点が魅力です。また、ダブついたメモリアを割り振りダメージに変換できるため、アタックが不足する事故を防ぎやすい点も強力です。
メモリアとの併用が必須になるため少し使いづらさはありますが、「ハイドギャル」だけでは少し不足する火力を補えます。各ラウンド最後の一押しの射程距離を大きく伸ばせるため、2枚採用しています。
構築のポイント・狙っている勝ち筋
狙いの勝ち筋:3ラウンド目の先攻2キル
デッキ構築とタクティクス選択は、ほぼ全て先攻2ターンキルを目指して構築しています。クロスタでは後攻1キルは現実的に不可能なので、ラウンド3の先攻2キルができれば相手に依存せずにマッチ勝利できます。
大前提3ラウンド目の先攻を取るために「ラウンド1を勝利する」確率を最大限まで高める構築が求められます。それに加えて、ラウンド3の先攻2ターン目までにより大きいダメージを出せるようにする必要があります。そのためのアプローチが以下の4つです。
- とにかくダメージ効率が高いカードを採用する
- 3ラウンド目開始時の相手のHPを減らしておく
- 3ラウンド目開始時に攻撃系装備品を付けておく
- 3ラウンド目開始時にHP100リーダーの覚醒効果を残しておく
なお、妨害に偏重した相手には素直に3ターンキルを狙いに行きます。先攻2キルを前提にデッキ構築をしているので、相当の妨害を受けても3ターンキルができる火力は出せるのと、妨害を多く積んでいる相手は後攻2ターンキルが非常に難しいためそれほど危ない相手にはなりません。
次善目標:3ラウンド目の1妨害を乗り越えた後手2キル
最大限努力をしたとしても、ラウンド1を落としてしまうことは起こり得ます。ラウンド3で後攻になってしまった場合、先攻2ターン目の妨害タクティクスを乗り越えつつ後手2ターン目で倒し切ることを目指します。
こちらのデッキと同様に先攻の相手が2キルを狙ってくるケースも考えられますが、このデッキにおいては耐久面に極力リソースを割かず、火力に寄せたほうが勝率が高くなると考えています。そのため、基本的に相手の2キルは割り切って考える形になります。
構築要点1.とにかくダメージ効率が高いカードを採用
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構築の基盤は、とにかくダメージ効率を重視する事に尽きます。デッキの全てを最低でも40ダメージ、基本的には50~60ダメージを出せるカードで染めることで、安定してダメージを出し続けることができます。
一般に先手2ターン目時点での相手のHPは510~590程度です。10PP10行動+「オートタレット」でこれを削りきる想定をしているため、平均して1行動あたり48~56の平均ダメージが必要になります。そのため、1PPで少なくとも50ダメージが出せるカードが必要となっています。
ライトシールド+ヘヴィアーマーのような相手は想定のHPを超えてきますが、タクティクスが1枚の後攻は基本的に2ターンキルをしてこないので、ゆっくり動いて3ターンキルを狙いにいきます。
構築要点2.ラウンド3に必要な分のドローソースを採用
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先攻2ターン目の10PPを攻撃行動で使い切るには、タクティクス「ストラテジックレーダー」に加えて、何かしらで2枚分の手札補充が必要になります。ドローソースは基本的にダメージ効率が犠牲になるので、できるだけダメージを落とさずに手札を維持できるカードを採用しています。
先手2ターン目までの手札8枚(レーダー込)の中にドロソが2枚あれば良いので、デッキの1/4である12.5枚のドロソがあれば10PP10行動ができる期待値になります。(※ドローからドロソを引く分も考えると厳密にはもう少し少なくてもOK)
実際に採用できているのは11枚なので常時10行動ができるとは言いがたいですが、相手の「お互いドロー」系があったり、無理に2キルを目指す必要の無い場面もあったりで、手札枚数に困る場面はそれほど多くありません。
ゲームの進行-1ラウンド目
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1ラウンド目は基本的に先攻、後攻の両方で「エナジーチャージャー」を選択します。手札&ダメージ効率を考えると「アドレナリン」の方が優秀ですが、ラウンド1は急いで相手をダウンさせる必要があるため、より瞬間火力に優れた「エナジーチャージャー」の方が後の展開を楽にしてくれる場合が多いです。
1ラウンド目 先攻の進行
1ターン目
先攻1ターン目は素直に相手のリーダー1体をダウンさせましょう。手札にアタックカードが3枚以上ある場合はアタック+50メモリア+アタックで110ダメージと追加打点を割り振ります。アタックカードが2枚以下の場合は、少しダメージ超過になりますが+50メモリア×2とアタックで1体ダウンさせます。ターン終了時に手札にメモリアしか残らない状況はできるだけ避けるようにしましょう。なお、選択肢がある場合「逆転のハイドギャル」は2ターン目のために取っておくことを推奨します。
基本的にはRasから攻撃し、2ターン目の2体ダウンに備えてダメージをばら撒いておきます。攻撃対象は「1体のみのHP回復リーダー」>「1体のみのダメージ付与リーダー」>「2体以上のHP回復リーダー」>「その他」です。まず第一に有効に覚醒時の回復効果を使わせないこと、第二に後手1ターン目の2キルの要求値を下げることの狙いがあります。
2ターン目
1ターン目にドローソースを使っていなければ手札3枚からのスタートです。このターンの目標は相手の非覚醒リーダー2体をダウンさせることです。理想は2体ダウン&2体覚醒ですが、2体ダウン&1体覚醒でも十分です。
1体ダウンをするためには基本的に1メモリア+1アタックの組み合わせが必要で、エナジーチャージャーの1枚ドロー分まで含めて手札4枚4PPで2体ダウンを狙います。1ターン目に複数リーダーに30ダメージを与えていると、+50メモリア+アタックで非覚醒リーダーからダウンを取れるため、あらかじめ考えてダメージを割り振っておくと良いでしょう。
相手が1ターン目に2体覚醒してきた場合は、大人しく1体ダウン1体覚醒をしつつ、次のターンのリーサルを見据えて手札やタクティクスを温存しておきましょう。
3ターン目
3ターン目はリーサルを狙うターンです。ドローソースが一切絡まないと手札1枚のスタートになるので倒し切ることは難しいですが、1枚以上絡んでいれば2~3PP分の行動ができるため問題なく倒し切ることができます。
1ラウンド目 後攻の進行
1ターン目
後攻1ターン目はエースを持っていれば2ダウン2覚醒を狙いたいです。「ハイドギャル」+「キリングスプリー」でKinakoから110+30ダメージを与え、エナジーチャージャーかPPチケットを使い、メモリア+アタックでもう一体ダウン、が理想の流れです。
「ハイドギャル」を持っていない場合は基本2体覚醒は難しいので、可能なら2体ダウンを狙いましょう。それも難しい場合は大人しく1体ダウン1体覚醒をし、次のターンに託しましょう。
2ターン目
後攻2ターン目は、お互いの非覚醒リーダーがいれば覚醒/ダウンしつつ、3ターン目のリーサルを見据えてダメージを割り振っておきましょう。相手が3ターンキルを狙って来そうな場合はタクティクスを温存し、そうでない場合はPPチケットも使って手札補充をし、リーサルを狙いに行きましょう。
ゲームの進行-2ラウンド目
2ラウンド目 後攻の進行(1R勝利)
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1ラウンド目を先取した場合、基本的にはオートタレットを選択します。2ラウンド目は落とすこと前提の進行となるため、最低限HP140リーダーにオートタレットを装備できればOKとして動きます。
オートタレットは装備したラウンドでは+30ダメージ相当と貧弱ですが、ラウンド3に持ち越す事ができる点が非常に強力です。特に2キルを狙う3ラウンド目の先手番はタクティクス使用権が1つしか無いため、捨て前提の2ラウンド目のタクティクス使用権を使って3ラウンド目の火力を底上げする意図で使用します。
1~3ターン目
ラウンド2の後攻1ターン目は、非覚醒のリーダーがいれば覚醒/ダウンをしつつ、オートタレットをHP140のリーダーに装備しましょう。その時点でラウンド2の仕事は概ね終了と言えます。
次の目標として、相手が抱えたタクティクスを使わせることを目指したいです。流しのラウンドですが、後手3キルを見据えた動きをし、相手に先手3ターン目でのリーサルを強要させましょう。火力が足りなければタクティクスを使わせる事ができるので、3ラウンド目の進行が少し楽になります。
上振れパターンとして、1Rからエナジーチャージャーを持ち越せた場合があります。その場合は後攻2ターンキルを目指すと成功する場合があります。3Rのタクティクスはレーダー1枚で十分なので、少しでも2キルが狙えそうなら持ち越したエナチャは使ってしまって問題ありません。
2ラウンド目 先攻の場合(1R敗北)
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1ラウンド目を落としてしまった場合、3ラウンド目の後攻2ターンキルを見据えてタクティクスを1枚持ち越す必要があります。そのため、3ラウンド目の進行を考えたタクティクスをここで選択します。
「ドレインロッド」は40ダメージを出しつつ40回復できるため、先攻2ターンキルを防ぎつつ後攻2キルに向かう事ができます。相手の火力が高く、先攻2キルされそうな場合に持ち込みましょう。
「アドレナリン」はシンプルに40ダメージと手札1枚補充ができるため、いつ使っても強力です。相手が先攻2キルしてこなさそうな場合はこちらの方が後攻2キルを狙いやすいため有力な選択肢になります。
1~3ターン目
2ラウンド目の先攻を取った場合、できれば2ダウン2覚醒を取って、4体全員覚醒状態でターンを返したいところです。難しい場合はダメージ付与リーダーを優先的に覚醒し、少しでも仕事させておきましょう。
タクティクスは最低1枚温存しながら進行しましょう。2枚以上持ち越す必要は無いので、ラウンドを取られる可能性が少しでもあるなら使ってしっかりラウンドを取りきりましょう。
ゲームの進行-3ラウンド目
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ラウンド3で持ち込むタクティクスは先攻でも後攻でも「ストラテジックレーダー」になります。先後どちらでも2ターンキルを目指すにあたって手札の枚数が不足するため、タクティクスによる2枚ドローが必須になります。
3ラウンド目 先攻の場合
手札は全部使って最大効率で攻撃
先手2ターンキルを目指すため、最大効率でダメージを出していきます。しっかり5PP使って行動し、手札で出せる最高ダメージを出して行きましょう。基本的に手札は使い切って動くのが良いですが、相手に非覚醒リーダーが複数残っているなどの場合で打点が足りそう、かつドローソースを引けていない場合や追加効果が発揮できない場合などは1PP余らせてターンを渡してもOKです。
温存する場合は次のターンにちゃんとダメージが足りるかどうかを考えて選択しましょう。
非覚醒の110リーダーは無理に覚醒させない
先攻2ターン目は確実に回ってくるため、自身の耐久面のために110リーダーの覚醒を優先する必要はありません。むしろ非覚醒の回復リーダーが残っていると「オートタレット」持ちとの選択になり、どちらかが生き残る可能性があります。もし先攻2キルができなかった場合に2ターン目に回復リーダーを覚醒できると後手2キルされにくくなるメリットがあります。
Rasの覚醒が残っている場合は純粋に+20ダメージ分得をするため優先的に覚醒させましょう。
火力要求が伸びるリーダーを優先的に狙う
ダウンさせる優先度は非覚醒リーダー>「ヒーリングオーブ」装備>攻撃系装備>その他の順です。基本的に2体ダウンはさせられるので、非覚醒+装備持ちまで倒すことを目指しましょう。
ダメージの割り振り方については「救急キット」や「ドレインロッド」「ヒーリングオーブ」をケアするために2体ダウン分ピッタリ程度の分配をすると都合が良い場合が多いです。少なくとも1体はダウンさせる都合「復活ポータル」はケアできません。
3ラウンド目 後攻の場合
後攻の場合でも考え方は先攻の場合と変わらず、2ターンで出来る最大限のことをするに尽きます。後手の場合は初手からタクティクスが使えるため、2ラウンド目で持ち込んだタクティクスを使って火力を出していきましょう。
おわりに
ここまでご覧いただきありがとうございました。
クロスタはゲームの再現性が非常に高く、ゲームが始まるまでの戦略構築がとても重要なカードゲームだと感じています。この記事で紹介したのは実際にかなりの勝率を叩き出せている戦略なので、是非参考にして頂きたいです。
記事についての感想や質問はぜひ筆者X(@shinozaki_18)まで頂けると幸いです。




















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