ユニアリ(ユニオンアリーナ)の銀魂 赤色の「ヅラ&エリザベス」デッキの紹介です。デッキレシピ(リスト)やカードの採用理由について解説しています。
デッキリスト – 基本形
桂&エリザベスデッキは、レイド《桂》と《エリザベス》を主軸に戦う準速攻デッキです。場外のイベントカードの枚数が3~5枚以上ある場合や、イベントカードを使ったターンに発動できる能力があるため、SpecialとFinalの他に軽量イベントを採用して構築します。
このデッキの特に強力なカード
場外の軽量イベントを使い回せるレイド《桂 小太郎》
レイド《桂》は、登場時に場外の2エナジー以下のイベントを回収できるアタッカーです。さらに、次に使うイベントのAPを-1できるため、テンポ良くイベントを使用できます。FinalやSpecialは回収できないため、特別強力とは言い難いですが、Color《桂》や1《エリザベス》といった、ターン中のイベントカード使用の条件を達成するために活用できます。
回収するイベントは《万事屋への依頼書》と《ずっとスタンバってました》の2択です。前者はAPを起こす能力を持つので、イベントAP-1の能力から間接的に好きなカードをプレイできます。後者はレスト状態のキャラをスタンドさせられるため、出したターンのキャラを即攻撃させられます。ドロー能力も付いているので、手札が少ない場合はこちらを優先します。
味方全体のBPを強化するColor《桂 小太郎》
Color《桂》は、ターン中にイベントカードを使っていた場合に限り、起動メイン能力で味方全体にBP+1000を付与できます。追加のコスト無く全体強化ができる上、エナジーラインにいても能力を起動できる点が非常に強力です。序盤に展開したBP2000~3000が打点になるため、中盤に最低1体は展開したい1枚です。
通常はAP2と重いですが、場外にイベントが3枚あればAP1で出せるので《平賀源外》や《万事屋への依頼書》を活用して場外を肥やしてから使いましょう。
実質3エナ4000のアタッカー《エリザベス》
3《エリザベス》は、場外のイベントカードの枚数に応じて強化される常在型能力を持っています。イベントが3枚でBP4000に、5枚でインパクトを持つため、シンプルなアタッカーとなります。AP1で前線の戦力となるので、テンポ良くダメージを狙いにいけます。
4000BPインパクト①は通常5エナ相当(トリガー無し)のスペックで、3エナでさらにドロートリガーも持っている《エリザベス》は破格の性能と言えます。
イベントをサーチできる3《桂小五郎》
3《桂》は登場時に山札上4枚から赤のイベントカードを探して手札に加えられます。その後1枚捨てるため、手札こそ増えませんが、レイド《桂》の能力と異なり強力なSpecialやFinalのイベントも探せる点が優秀です。
このデッキに限らず、ゲーム中のSpecial(除去)のプレイ枚数は勝敗を左右する大きな要素なので、能動的に探しにいけるのは明確な利点と言えます。
カード採用理由
メインとなるカード
メインギミックとなる《桂》と《エリザベス》はいずれも条件さえ満たせば強力なカードたちです。特に枚数を減らす理由もなく、いずれも4枚の採用です。これらのカードを使うために他のカードを採用していきます。
0エナ帯は引き直し能力とドロートリガーを持つ《平賀源外》を優先し、足りない分をインパクト無効の《神楽》を採用しています。この枠は必要に応じてデッキトップ操作ができる《たま》やゲットトリガーを持つ《坂田 銀時》との入れ替え検討が可能です。
イベントを強く使うデッキなので、強力なイベントであるFinal《いちごパフェ》とSpecial《ヅラじゃない桂だ》は減らさず4枚ずつ採用しましょう。《ヅラじゃない桂だ》は少々扱いづらいので、採用キャラを調整して《坂田 銀時》が場にあるだけで良い《木刀・洞爺湖》にする場合もありそうです。
追加のキャラカード/検討中のカード
基本のカードだけだと2エナジー帯のキャラがおらず、序盤の戦線が展開しづらくなってしまいます。フロントに出してブロッカーになり、トリガーも強い2《神楽》は優先して採用したいところです。エナジーの安定を考えて《志村 妙》を散らして採用しましたが、この枠は《神楽》4枚でも問題は無さそうです。
その他の候補として、手軽に味方強化ができる《坂本辰馬》もオススメです。今回はColor《桂》で十分と考え、採用を見送りました。また、3エナなためこの枠での採用はやや無理が生じますが、Special枠に《木刀・洞爺湖》を使う場合はスターターの3《坂田銀時》も検討できます。登場時にBP3000をアクティブにできるため、エナジーを安定させつつ攻め手を増やすこともできます。
低エナジー帯のイベントカードと検討できるカード
レイド《桂》で回収できるエナジー2以下のイベントカードも採用する必要があります。枚数が多すぎると事故の原因になるので、採用枚数は要検討です。
基本的に無理なく採用できるのは《依頼書》《スタンバってました》の2種ですが、万事屋キャラを多めに採用する場合は《ゴチになりまーす》を使ってより攻め気を出す構築も考えられます。
デッキの回し方 – 目指すべき盤面
最序盤(1~2ターン目)
最速でレイドキャラを着地するようなデッキではないため、エナジーを溜める動きは必要なく、序盤からガンガン攻めて行けるデッキです。相手の動きにもよりますが、先手の場合は初手に出した《神楽》でダメージを狙っていきたいです。
先手2T/後手1Tの1《エリザベス》展開が強く、BP3000アタッカーを素早く供給することでライフに圧を掛けられます。
序盤(3ターン目)
3ターン目も特に変わらずキャラを展開していきましょう。4000BPブロッカーを並べるのは難しいので、序盤はライフで受けて手札と場外を伸ばしていきたいところです。
できればFinalを絡めて上記よりもう少し盤石な盤面を作りたいところではあります。
中盤(4ターン目)
Finalの枚数次第ではありますが、派手な動きができるのは4ターン目以降になるでしょう。レイド《桂》で《万事屋への依頼書》を絡めて手数を増やしたり、Specialを使って除去しながら上記盤面を目指しましょう。
Color《桂》により、全体BP1000強化ができるので、1《エリザベス》や2《神楽》がBP4000で攻撃しにいけます。エナジーラインでも効果を発動できるので、一旦安全な位置に置いておくのが好ましいです。
デッキの弱点
低エナイベントが展開の邪魔
デッキに複数枚入れる必要のある低エナイベント《万事屋への依頼書》や《ずっとスタンバってます》は、単体では仕事をできません。本来は盤面に展開したい強力なキャラカードの枠を食って採用するので、手札でダブつくと戦線を維持できずライフを詰められてしまいます。
《依頼書》ならAP消費無しで手札入れ替えができますが手札枚数は減ってしまい、《ずっと~》は手札は減りませんがAPが減るので、いずれもシナジー無く使うのは避けたいところです。
レイド《桂》に戦闘能力が無い
レイド《桂》は登場時能力以外を持っておらず、一度盤面に出た後はただのバニラアタッカーになってしまいます。4000BPあるので戦力にはなりますが、攻め手としては少々物足りない性能です。
インパクトを付与できる《ずっと~》があるものの、レイドで登場する場合はスタンドする能力が無駄になってしまうため、微妙に噛み合いが悪いのが残念なポイントです。
終わりに
ご覧いただきありがとうございました。ヅラ&エリザベスデッキの紹介でした。
時々コードギアスのピザや、シャニマスのStraylightデッキのように、赤のイベントカード主体のテーマでターン中のカードプレイ枚数が多くなるので使っていて楽しいデッキです。
赤らしく横展開して高BPで攻撃する攻め気もあり、よく回ればかなり強力なデッキの1つだと思います。使っている感想では思ったより安定もします。SRを一種しか使わないので比較的お安く組めることもあり、オススメの1デッキです。是非使ってみてください。
実際に使ってみて発見があれば、また追記しますのでお待ち頂けると幸いです。
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