【ユニオンアリーナ】封入率徹底解説【ユニアリ】

ユニオンアリーナにおける、レアカードの封入率を解説しています。箱(ボックス)買いとシングル買いのどちらがお得かについても考察しています。

パック/BOX/カートン/スターターデッキの封入率

1パックごとの封入数 定価:385円

• R(レア)以上 1枚
• U(アンコモン) 3枚
• C(コモン) 4枚

※稀に出現するAPはCの枠に封入

1BOXごとの封入数

新仕様の通常弾 (16パック/1BOX) 定価:6160円

レアリティ	封入数	種類数(※3)	1種毎の封入数(枚/箱)	4枚揃える期待値(箱|パック)
SR	4~5枚(4.5枚)	12	0.375	11箱|171P
R	10~11枚(10.5枚)	18	0.583…	7箱|110P
U	48枚	35	1.372…	3箱|47P
C	約64枚	35	1.829…	3箱|35P
★	0~1枚(0.9375枚) (※1)	21	0.0446…	90箱|1435P
★★	0.0625枚 1カートン(※2)に1枚	6~12	0.0104…	384箱|6144P
★★★	10カートンに1枚(?)	1	具体値不明	具体値不明
AP	0.0625枚 1カートン(※2)に1枚	6	0.0104…	384箱|6144P

対象タイトル

SAO[UA15]	SYNDUALITY[UA16]	トリコ[UA17]	NIKKE[UA18]
ハイキュー[UA19]	呪術vol2[EX04]

ロボコ・ヒロアカ以降から1箱の封入数が16パックに変更されたほか、パックあたりの封入率も変更されました。SRは元々20パックで4枚だったところが、16パックで平均4.5枚になったことで、SRはかなり入手しやすくなっています。

また、パラレル(★)に関しても、1箱に1枚封入なのは変わっておらず、パック数が減った分入手しやすくなっています。その代わり、パラレル(★★)がR枠からパラレル枠からの排出に変更され少しバランスが取られました。

ハイレアリティのパラレル(★★/★★★/AP)は、カートン毎の封入数は変わっていません。ただし、カートンあたりのBOX数が16箱に変わっており、従来の20P×12の240Pから、16P×16の256Pに変わっています。そのため、パラレル(★★/★★★/AP)は以前よりも僅かに入手しづらくなっていると言えます。

また、SAOやNIKKEなど、ハイレアパラレル(★★/★★★/AP)の種類が増えている弾がいくつか登場しています。種類が増えてもカートンあたりの封入数は変わらないため、従来の種類数の弾よりも相対的に1枚あたりの希少性が増加している点は覚えておくと良いでしょう。

今後登場予定のブースターパック

ブラクロ[UA20]	幽☆遊☆白書[UA21]	GAMERA[UA22]	鬼滅vol2[EX05]
進撃の巨人[UA23]	ヒロアカvol2[EX06]

EXブースター(追加弾) (12パック/1BOX) 定価:4620円

レアリティ	封入数	種類数	1種毎の封入数(枚/箱)	4枚揃える期待値(箱|パック)
SR	3.25枚(※)	8	0.40625	10箱|119P
R	8枚	12	0.66	6箱|72P
U	36枚	25	1.44	3箱|34P
C	48枚	29	1.66	3箱|29P
★	0.65枚 1カートンに13枚	14 (シャニは26)	0.0464 (0.025)	87箱|1034P (160箱|1920P)
★★	0.05枚 1カートンに1枚	4 (シャニは5)	0.0125 (0.01)	320箱|3840P (400箱|4800P)
★★★	0~1枚 10カートンに1枚?	1	具体値不明	具体値不明
AP	0.05枚 1カートン1枚	4 (シャニは8)	0.0125 (0.00675)	320箱|3840P (640箱|7680P)

対象タイトル

ハンターvol2[EX01]	ギアスvol2[EX02]	シャニマスvol2[EX03]

既存タイトルの追加弾としてブースターパックVol.2(旧称エクストラブースター)がリリースされています。

通常弾からの変更点として、1BOXあたりのパック数が16から12に変更されており、1箱定価も合わせて安価になっています。(パック単価は変わらず) 収録されているカードの種類数も変わっており、R以上は既存弾の約2/3(66％)の枚数になっています。

パックの特徴として、そのタイトルの過去弾で登場しなかった色のテーマが登場し、収録内容の約60%程度を占めています。そのため、この弾だけ買ってもデッキが作れるような調整になっています。既存色のカードも各色収録されており、初心者も経験者も楽しめるパックとなっています。

封入率の特徴として、パラレルが1箱に1枚確定では無くなっています。ただ、パック数が減っているため、出現確率自体は減っていません。むしろカートンのパック数が16×16→12×20に減ったことで、単価当たりの★★以上のパラレル期待値は上昇しています。

また、R以上の封入種類数も減っているため、単純に4枚揃えるために必要なパック数は減っています。

なお、EX04(呪術廻戦)以降は1箱16パック入りに変更されており、新たな封入率は不明です(通常弾と同じ?)

旧仕様:ギアス~転スラ (20パック/1BOX) 定価:7700円

レアリティ	封入数	種類数	1種毎の封入数(枚/箱)
SR	4枚	12	0.333…
R	14~15枚	18	0.824…
U	60枚	35	1.714…
C	約80枚	35	2.286…
★	1枚	21	0.0476…
★★	0~1枚(0.0833枚) 1カートン(※)に1枚	6	0.0139…
★★★	10カートンに1枚(?)	1	具体値不明
AP	0~1枚(0.0833枚) 1カートン(※)に1枚	6	0.0139…

対象タイトル

コードギアス[UA01]	呪術廻戦[UA02]	ハンターハンター[UA03]	シャニマス[UA04]
鬼滅の刃[UA05]	テイルズ[UA06]	転スラ[UA07]

Vol.7(転スラ)以前の弾では1箱20パックに含まれるキラカードはパラレル(★)1枚、SR4枚、R15枚が基本です。

さらに、12箱に1箱の割合で、パラレル(★★)が1枚Rの枠から出現します。また、同様に12箱に1箱の割合で、APカードがCの枠から出現します。パラレル(★★)とAPカードはおそらく分けて封入されていそうです。これらはパラレル(★)とは完全に別枠で、箱買いで★★やAPが出ればかなりラッキーという形です。

最高レアリティのパラレル(★★★)は数カートンに1枚しか封入されておらず、具体的な確率は不明です。

スタートデッキの封入率 定価:990円

1デッキあたりの封入内容(デッキの内容は固定)

レアリティ	封入数	種類数	1種毎の数(枚/デッキ)
SR(Foil仕様)	2	2	1
SR(通常仕様) (Foilと同じカード)	2	2	1
R(ST限定)	4	2	2
U(ST限定)	6	2	2or4
C(ST限定)	12	3	4
R(絵違い)	2	1	2
U(絵違い)	8	4	2
C(絵違い)	14	4	2or4
AP(通常)	3	1	3
AP(Foil)	3枚 (カートンに1デッキ)	1	0.0625

スターターデッキは構築済みなので、デッキ50枚の封入差はありません。全18種のカードが2枚か4枚入っており、パッケージに描かれた強力なカードは2枚封入なので構築デッキに使う場合は2つ購入するのが一般的です。

また、切り札枠のSRカードは1枚がキラ仕様、もう1枚が通常仕様となっており、版を気にする場合は4つ購入するかシングルカードで購入するのが良いでしょう。

通常カードの中でも、スターター限定のカードと、ブースターに封入されているカードの絵違い版のものがそれぞれ存在します。スターター限定で2枚しか入っていないものもあるので、これらも人気カードになっています。

デッキごとのランダム要素として、APカードが1カートン(48デッキ)に1つだけ特別仕様のものが3枚セットで封入されています。イラストも他に無いものになっており、かなりレアな一品なので入手できたらとてもラッキーです。

レアリティごとの解説

特殊レアリティ(パラレル)

特殊レアリティ(パラレル)は稀に封入されているイラスト違いのカードです。カードの効果は通常のものと変わらないため、ゲームプレイ上で必須になる事はありません。その分、加工やイラストが豪華になっているため、愛用のデッキを豪華にしたくなった際に集めてみましょう。

パラレル(★)

パラレル(★)は1箱に1枚封入されている特殊レアリティです。カード全面にイラストが描かれ、通常レアリティにあるような枠は取り払われています。印刷は凹凸(レリーフ)加工がされており、豪華さを感じる仕様になっていてコレクションに最適です。

主にデッキの核となるカードに用意されており、元のレアリティはごちゃまぜで各弾21種(EXBは14種)作られています。元が高額な分U★よりもSR★が高価な傾向にありますが、おそらく21種から均等に封入されています。そのため、BOXを開封する際は、パラレル(★)枠からはできるだけSR★が出て欲しいと願って開封するのが一般的です。

また、銀魂以降からパラレルカードの仕様が変更され、より豪華なものになっています。具体的にはレリーフ加工がより細かくなっていたり、文字が金文字仕様になっているなど、全体的な調整が入っています。

パラレル(★★)

パラレル(★★)は1カートン(12~16箱)に1枚封入されているレアリティで、非常に珍しいカードです。カード名は金箔押しで、カード全体の加工もパラレル(★)より豪華な仕様になっています。パラレル(★★)があるカードにはパラレル(★)は用意されていないため、需要の高いレアリティです。

各弾6種あるため、BOX買いで4枚揃えようとすると期待値で24カートン(288~384BOX)と非現実的な量になります。概ね5000~10000円程度で流通しているので、欲しい物がある場合はシングル買いがオススメです。

パラレル(★★★)

パラレル(★★★)は数カートンに1枚封入されている、通常弾から出る最高のレアリティです。滅多にお目にかかれない分、加工はかなり特殊で、キャラ名のフォントが変えられていたり、複雑な加工がなされている非常に豪華な仕様となっています。

流通価格は20000円～30000円とかなり値が張りますが、自分でBOXから出そうとするとその価格では到底足りません。欲しい人は素直にシングルで買ってしまいましょう。特に★★★に関してはどれだけ買っても確実に入手することができないので、シングルでの購入がオススメです。

AP

AP(アクションポイント)カードは、1カートン(12箱)に1枚の割合で封入されている特殊カード。カード自体に効果は無いため、完全なコレクション用アイテムです。パラレルと同様にレリーフ加工がされており、デザインも各キャラ毎に固有なため好きなキャラのものが出ているならぜひ集めたくなる一品です。なお、通常のカードと異なり、裏面が白色のデザインなので、封入されているとすぐに分かります。

流通価格は3000円~8000円程度で、パラレル(★★)よりも安い傾向があります。パラレル(★★)と同様、自分で当てて集めるのは現実的ではないので、欲しいものがある方はシングル購入してしまいましょう。

基本レアリティ

SR:スーパーレア(各色4種/全12種)

SRは基本レアリティの中で最高のレアリティです。キャラクターが全面に大きく描かれているキラカードで、左下カードナンバーの右側にSRと表記されています。

デッキの中心に据えられる強力なカードが多く、シングル価格も高めなものが多いです。1デッキあたり1~3種程度のSRを使うことが多く、デッキに合ったSRの枚数がしっかり4枚ずつ揃えば非常に強力なデッキを組めます。なお、各弾・色ごとに4種のSRがありますが、1デッキに4種全てを使うことはほとんどありません。SRを沢山詰めれば強いデッキになるわけではない点は覚えておきましょう。

1BOXに4枚入っていますが、各弾ごとに12種あるため、期待値は3箱に1枚となっています。パック/BOX買いで4枚集めるのは少々難しいため、特定の欲しいカードがある場合は、基本的にシングル買いで入手するのがオススメです。

SRカードの仕様も銀魂以降から変更されており、僅かにレリーフ加工がされるようになりました。旧弾のものと比べて少し豪華な仕様で、嬉しい変更となっています。

R:レア(各色6種/全18種)

Rは、SRやパラレルが入っていないパックに1枚封入されているキラカードのレアリティで、SRのキャラをサポートできる準主力のカードや、強力なキャラカード(Colorトリガー)、デッキに必須な除去カード(Specialトリガー)などが用意されています。

1BOXに14~15枚入っており、各弾ごとに18種あるため、期待値は1箱に0~1枚となっています。およそ5~6箱買うと各種4枚ずつ手に入るので、BOX買いで集めきるのも無理ではない範囲でしょう。ただ、それぞれ高くとも200~300円、安ければ数十円で買えるので、デッキを沢山組むのでなければSRと合わせてシングル購入するのがオススメです。

U:アンコモン(各色11～12種/全35種)

U(アンコモン)は1パックに3枚入っているレアリティで、期待値は1箱に1~2枚です。特筆すべき点は「自分のAPカードを2枚まで選び、アクティブにする。」効果のコマンド(Finalトリガー)が封入されている点です。他にも一部の除去カード(Specialトリガー)が含まれています。

各弾各色ざっくり2種のデッキが組める中、Finalトリガーは各色1種ずつしか採用されていません。1種のFinalトリガーが複数のデッキで4枚採用されるため、少し需要が集中しやすい点は覚えておきましょう。(とはいえパックから沢山出るので心配はありません)

大抵はカードショップのストレージに入っているカードで、価格は10円~数十円で購入できますが、通販で購入すると少々お値段が張ることがあります(在庫管理等人件費が掛かるので不適切なわけではありません)。
アンコモン以下はシングルで買うより、アンコモン以下の4枚コンプリートセットなどで売っているものを購入するか、2~3BOX程度開封してまとめて集めてしまうのが個人的にはオススメです。

C:コモン(各色11～12種/全35種)

コモンカードはパックに4枚(極稀に3枚)入っている、最も低いレアリティで、期待値は1箱に2~3枚です。ゲームの始動に必須な0エナジーのキャラカードや、サーチ効果を持つ便利なカードなどがあり、デッキの基盤となってくれます。コモンカードでも全く使われないカードは少なく、高レアリティとは異なる役割をしっかり持っているのがユニオンアリーナの特徴でもあります。

アンコモン同様、シングル買いよりもまとめ買いかBOX開封で集めるのがオススメです。

BOX買いとシングル買いどっちがお得？

1つだけデッキを組むならシングル買いが得

ユニオンアリーナのブースターには、各弾3色のカードがほぼ均等に封入されています。各色には大きく分けて2種類のテーマが用意されているため、6種のデッキを組むのに必要なカードがバラバラに封入されています。そのため、BOX購入すると6デッキ分のパーツが満遍なく手に入ることとなります。

1つのデッキだけを組みたい人がBOX購入をすると、残り5デッキ分のパーツが無駄になり少々効率が悪いので、シングル買いがオススメです。

特に、カードョップによってはデッキ販売をしている場所もあり、アンコモン以下を実質無料で入手できる事もあります。近くのショップでデッキ販売がある場合は、有り難く利用するのが良いでしょう。

3BOX買いでU以下を揃えてしまうのもアリ

シングル買いの方がコスパが良いとはいえ、BOXを開封していると余るアンコモン以下のカードを個別に購入するのはやや気が引けます。デッキを組む際に手元にカードがあると便利ということもあり、3箱ほど購入して低レアリティのカードを集めてしまうのもオススメです。

3つ以上のデッキを組むなら6~8BOX買い+シングルがオススメ

各色1つずつ以上のデッキを組みたい方や、BOX開封で入手したカードを軸にデッキを組みたい人は6~8箱購入がオススメです。8箱でR以下がほぼ4枚ずつ以上揃うため、不足したカードを数枚ずつ買うだけでデッキが3~6個作れます。筆者はこのタイプです。

カートン購入で欲しいものだけ残すのもアリ

安定してパラレル(★★)やAPカードを入手できるカートン(12BOX)購入も良いでしょう。各種パラレルや使わないSRを売ってしまえば結果的に安くデッキが組める場合もあります。不要なカードが大量に出てしまうので、売買の手間には覚悟しましょう。

ユニオンアリーナBOXの商品情報

商品概要

Vol.1~Vol.3

ユニオンアリーナは基本的に毎月2~3タイトルずつ販売されており、現時点でカードの種類数や価格等は同じとなっています。一部カードには特殊な加工をされたパラレル仕様があるのも特徴です。

定価	1BOX 7700円(税込) 1パック 385円(税込)
レアリティ/種類	・SR(スーパーレア)：12種 ・R(レア)：18種 ・U(アンコモン)：35種 ・C(コモン)：35種 ・AP(アクションポイント)：6種
封入数	1BOX20パック入り 1パック8枚入り
該当タイトル	HUNTER×HUNTER 呪術廻戦 コードギアス:反逆のルルーシュ アイドルマスター:シャイニ－カラーズ 鬼滅の刃 転生したらスライムだった件 Tales of ARISE

Vol.4以降

おわりに

ご覧いただきありがとうございました。

シングル買いの方がデッキが安価に作れる場合が多いですが、必ずしもシングル買いがオススメとも言い難いです。ユニオンアリーナは転売被害が少ないどころか、定価割れしている事もチラホラあり、BOX買いもしやすくなっています。自分の好きなタイトルなら、デッキに使わない分もコレクションとして良いですし開封が好きなら多少損でもBOXで買ってしまっても良いでしょう。